ビカクシダ ビーチーをワイヤーメッシュに
はい。また着生ネタです。
なんでこんなに着生ばっかりやってるのかというと、ブログのネタ切れに加えて、トキワシノブの着生をやった時に、水苔を戻し過ぎてしまい、大量に余っているからです。
いやまあ、また乾燥させて保管するなりすればいいんですけど。せっかく戻したんで。
というわけで、早速取り掛かります。今回着生させるのはビカクシダのビーチー。
3号ポットに入った苗の状態で販売されていて、買ってきてからも2ヶ月近くポットのままベランダに放置されてしまっていたかわいそうな子です…。
そのせいか貯水葉は逆に反ったような形になっていて、胞子葉だけぐんぐん成長しています。
一旦、水苔で玉にしてベランダに吊るしてたんですが、貯水葉がそんな感じなのですごくバランスが悪いので、いっそのこと平面に着生させれば少しは良くなるのではないかと考えた次第です。
では早速作業開始です。
まずは苔玉になっている部分をむしり取っていきます。
根に少しの土だけの状態になったら、水苔で包みます。例によってこの時点で一旦麻ひもで縛っておくと後の作業が楽になります。
包み終わったら、ワイヤーメッシュのいい感じの位置に置き、また麻ひもで縛り付けていきます。
この際、貯水葉の上から縛っていってもいいみたいですが、なんとなく見た目が嫌なので貯水葉の下を通して縛り付けました。
壁にかけた時に落下しないよう、下から上に持ち上げるような感じで縛っていきます。
実はこの過程も写真を撮っていたはずなのですが、間違って削除してしまったのか残ってませんでした…。
縛り付けたら完成です!
ビーチーは葉のシャープな感じがいいですね。
胞子葉は買ってきた時の倍くらいの長さになってきたので、今後が楽しみです。
グズマニアを流木に着生させる
初めて行った園芸店でグズマニアが一株100円だったので2株連れて帰ってきました。
育て方を調べてみたところ、グズマニアは着生植物で根っこは上の部分を支えるためにあり、水分は茎と葉の間にある筒状の部分から吸収するとのこと。ということは根にはほとんど水分をやる必要はないわけで、これは流木に付けられるなと思い、早速実行しました。
まずは根についている土を落とします。
続いて、根と株元を水苔で包みます。
このまま流木にくくりつけてもいいのですが、バラバラになってやりにくいので、一旦この時点で麻ひもで縛ってしまいます。
あとは、流木にくくり付けるだけです。
こんな感じになりました。
さらにこのあと同じ流木にもう一株くくりつけてみました。
もはや流木の存在感がほとんどないですが、なかなかいい感じなのではないでしょうか!
グズマニアは冬になると水の吸収が少なくなるそうです。そのため、水が溜まったままになっていると腐ってしまい枯れる原因になります。
流木に着生させておけば、ひっくり返すだけで余計な水分を落とすことができ、管理もしやすくなると思います。
今回買ってきた株は色が褪せてしまっていましたが、子株も出てきているのでこれがまた育ったら付け直し、長く楽しみたいと思います。
100均ペイントで素焼き鉢をアレンジ
僕は観葉植物なんかも趣味として持っていたりするんですが、なかなか気に入ったデザインの鉢が見つからなかったり、見つかっても値段が高くて二の足を踏んでしまったり…ということがちょくちょくあります。
というわけで、結構よく見るネタですが、素焼き鉢を100均の材料でペイントして自分好みの鉢にしたいと思います。
用意するものはこちら。
- 素焼き鉢
- 水性ペイント(黒)
- アクリルスプレー(銀)
あとは、塗料を塗るための刷毛やスポンジなど。
まず、素焼き鉢にアクリルペイントをスプレーしていきます。
後から水性ペイントで上塗りするので、ムラになっていても全く問題ありません。
内側もスプレーします。どうせ土で隠れるので、見える部分だけで大丈夫です。
次に、水性ペイントを刷毛かスポンジで塗っていきます。写真は台所用スポンジを切ったもので叩いて塗っているものです。
内側も塗って乾かしたら完成です!
なかなかいい感じです!
シルバーを下地にしたことで、金属っぽい質感が表現できているんじゃないでしょうか?
こちらは刷毛で塗ったバージョン。
スポンジとはまた違う表情になります。シャープな感じがエクメア・ペレズとよく似合ってます!(自画自賛)
今回はシルバーと黒でペイントしましたが、下地をゴールドとかにしても格好良さそうですね。
自分でペイントすると、植物に合わせて鉢を作れるというのが一番のメリットだと思います。
デメリットは、鉢の形が同じものになりがちなところ…。ただ、プラ鉢なんかでもペイントするとかなり印象が変わると思うので、色々試してみたいところです。
天井から流木を吊るす方法
先日、WILDWOODで購入した1.3mの流木。
これを、天井から吊るします。
「流木 天井 吊るし方」とかでググってみても、「フックを取り付けて流木を吊るすとオシャレに!」みたいな記事しかヒットしないので、今回僕がやった方法を参考までに記事にしたいと思います。
事前調査
まず必要なものは下地探し。
- 出版社/メーカー: シンワ測定
- 発売日: 2013/12/24
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
今回使用する流木は約1.5kgあり、さらに吊るす下には色々と物があり、結構通る場所でもあるのでなるべくガッシリ取り付けたい。なので、下地がある場所はビス留め、ない場所は石膏ボード用フックを併用します。
これで調べてみたところ、両端はビス留め、中央は石膏ボード用フックでいけそうでした。
ちなみに、耐荷重を見る限りでは石膏ボード用フックだけでも対応できると思います。僕は、前述の通り万が一落ちると色々面倒なのでビスで止められる箇所はガッチリいきます。
また、石膏ボードの厚みは15mmでした。ということで、ビスの長さは最低でも25mmくらいあれば良さそうです。
流木の吊るし方を決める
流木の吊るし方を先に決めます。重量のバランスもあるので、実際に吊るしてみて検討します。
流木に麻ひもを結びつけ、
余っていた塩ビパイプに結びつけて、それをS字フックで物干し竿に吊るします。
なぜ塩ビパイプに結びつけるのかというと、これをそのまま持っていけば天井に取り付ける位置に印がつけやすいからです。
吊るすイメージに合わせて紐の長さや流木のくくりつける場所を調整します。同時に、天井の位置にも無理がないか、塩ビパイプごと持って行って確認します。
イメージ通り、両端は下地がある場所に取り付けできそうだったので金具を買ってきます。
使用する部材
調査の結果を受け、今回は、こんなものを準備しました。
この他、もともとあったものとして麻ひもも準備済みです。
フックは中央部分、アイストラップは両端につけて、それぞれ麻ひもを結びつけます。
取り付け
一人で作業したので取り付け中の作業写真はありません…。
手順としては、
- 流木を吊るした塩ビパイプを天井に当て、金具を取り付ける場所に印をつける。
- 下地の有無を再度確認する。
- 金具を取り付ける。
- 塩ビパイプの麻ひもを外し、天井の金具に結びつける。
といった感じです。
また、麻ひもを結ぶ際はなるべくしっかり結べる方法を使いたいです。僕はこちらのサイトを参考に、ハングマンズノットという結び方で結びました。
こんな感じになりました!
軽く引っ張ってみても、グラグラしたりしていませんので大丈夫そうです。
とりあえずつり下げられそうな植物を集めてみました。
いい感じです。
天井からの吊り下げ方が分かったので、今後は流木以外にも色々ぶら下げてみたいと思います。
IKEAのRÅSKOGにアイアンペイントした話
以前の記事
でもチラッと触れましたが、IKEAのRÅSKOGにアイアンペイントをしました。
工程の写真はないのでテキストだけになりますが、塩ビパイプの時と違う点だけ書いていきます。
塗る際ですが、今回は塗装が剥がれやすそうなので念のためプライマーという下地材を塗りました。今回使ったのはミッチャクロンというマルチプライマー。
- 出版社/メーカー: 染めQテクノロジィ
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
ですが、こんなに要らなかったなと少し後悔…。1Lも使いきれないよ…。
アイアンペイントのターナーからアイアンペイントのマルチプライマーが出てるので、こっちにすればよかった。
ターナー色彩 水性ペイント アイアンペイント マルチプライマー IR200901 200ml
- 出版社/メーカー: ターナー色彩
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
まあそれはともかく、RÅSKOGを分解した状態でプライマーを全体に塗っていきます。なるべく薄く塗るのがコツみたいです。本当はサンドペーパーを先にかけた方がいいのかもしれませんが、面倒だったのでそのまま塗っていきました。
なお、屋外で作業しましょう。
全体に塗れたら1時間ほど乾くのを待ちます。
乾いたら、今度はアイアンペイントを塗っていきます。
ターナー色彩 水性ペイント アイアンペイント アイアンブラック IR500009 500ml
- 出版社/メーカー: ターナー色彩
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
今回、2度塗りも含めて200ml1本分使い切りましたので、500mlあれば安心かと思います。
塗り工程は、1度塗り→組み立て→2度塗りの順で進めました。
まず、1度塗りは分解した状態で塗るんですが、組み立てるときに摩擦が起きる場所は剥がれます。ミッチャクロンを使ってても剥がれます。
もしかしたらしっかり乾燥させたら剥がれないのかもしれませんが、僕の性格上そんなの待ってられないのでガンガン組み立てていきます。
結果、柱になるパイプ部分がガンガン削れました。
組み立ててから塗った方がよかったのかもしれませんが、そうすると刷毛の届かない塗れない部分が出そうな気がしたので。
2度塗り時、パーツの継ぎ目にペンキが溜まるとこんな感じになります。
これはこれで、溶接っぽい感じがしていいんじゃないかと。
あと、今回スポンジを使って塗ってみましたが、塗ってるそばからアイアンペイントが固まってきて作業しにくかったです。
僕が下手くそなのかもしれませんが…結果的に、刷毛で叩き込むようにして塗りました。
そんなこんなで完成です。
とりあえず行き場が決まっていない鉢置き場になっていますが、寒くなったら室内で冬越しさせる植物の待避所にしたいと思います。
いろんな植物が見られるイベントWILDWOODに行ってきた
昨日、10/7から2日間大阪は芦原橋のソルトバレーで開催されているWILDWOODに行ってきました。
到着したのは10:20くらいでしたが、すでに会場には溢れんばかりのお客さんが。入り口では流木が販売されていました。かなり大きいサイズなのに1000円!破格です。
クリプタンサス。奥はエクメア。僕はクリプタンサス・スリラーとエクメア・ペレズを買いました。
エアプランツたち。着生させているものが多かったですが、この写真の下にはキセログラフィカが入っている箱があり、大量に格安で販売されていました。僕も以前から欲しかったので買ってしまいました。
サボテン・塊根植物など。興味はありつつも詳しくないのでわかりませんが、あんまり他では見た事がないようなものがたくさんありました。
ドライフラワー、スワッグとかもありました。この辺も最近ちょっと興味が湧いてきているので参考にしたい。
他にも、写真は撮ってませんでしたがビカクシダも大量にありました。グッズなどのブースもありました。
珍しいものは高いものも多いですが、見ているだけでも非常に楽しかったのでお近くの方は是非行ってみてはいかがでしょうか。
今回の戦利品。1.2mくらいある流木は完全に一目惚れ。どこに吊るそうかワクワクしてます。
ちなみに、個人的には昔この辺に3年ほど住んでいたことがあり超懐かしかったです。
トキワシノブをワイヤーメッシュに着生させる
セリアの「インテリア ワイヤーメッシュ ラティス」にトキワシノブを着生させます。
参考にした記事は、こちら。
lovegreen.net
鉢から外したトキワシノブ。土についている白くて太いのが根茎です。この根茎から細い根っこが出ています。
プチプチと外していくと、こんな感じに。
外す時ですが、なるべく傷つけないようにした方がいいとは思いますがそこまで神経質になる必要もなさそうです。実際、何も考えずにブチブチ外した株を流木に着生させていますが特に問題なく育っています。
外したら、上記の記事を参考に丸めた水苔に乗せていき、麻ひもで縛ります。この縛る際ですが、一本でぐるぐるやろうと思うと途中で外れてしまったりして難しいので、私は1周ごとに短い麻ひもを何本か使って縛るようにしました。こうすると、間違って茎を巻き込んでしまってたりした場合もその紐を切って巻き直せばいいだけなので、修正が簡単です。結構、縛っていくうちに茎が紐の下敷きになってしまうことがあって全体を作ってから4〜5本くらいやり直しました。
最後に、作ったものをワイヤーメッシュに着生させます。
ワイヤーメッシュに乗せて、麻ひもで縛るだけです。通す部分は作った苔玉のやや内側にした方が縛りやすいかと。私は×の形で2本縛りました。
これで完成です!
ちょっと下すぎたかな?と思いましたが、壁にかけてみるとこれくらいの方がいいような気も。
実は、やろうと思ってから早1週間、やっと思い腰を上げて取り組みました。
所要時間は30分くらいでした(水苔を戻す時間は含めず)。
出来上がりは結構満足しています。ここからまた育っていくといいバランスになっていくんじゃないかなと思います。
また、変化した際には記事にしたいと思います。